事業一覧

2016.01.07

桃栗2016年

[ フラスコのこと ]

frasco2016-1-1.jpg


桃栗三年柿八年
だるまは九年
俺は一生。



武者小路実篤



今年も変わらず
丁寧に
展示を紹介して
行きます


2016年始まり



色2015
生かす2014
進め2013
生長2012

2015.01.08

色2015

[ フラスコのこと ]

frasco2015-2.jpg

色と言うものはお互いに助けあって
美しくなるものだよ。
人間と同じことだよ。
どっちの色を殺しても駄目だよ。
どの色も生かさなければ。

武者小路実篤


とても心地のよい展示を
していきたいと思います。


2015年始まり


生かす2014
進め2013
生長2012

2014.12.28

2014 お清め

[ フラスコのこと ]

frasco2014-04.jpg

2014年、展示の全てが終了し、
大掃除というお清めを行いました。

今年も変わらず
一年間、様々な展示をして頂いた皆さまに
感謝しながら、箒で掃き清めました。

一年間、様々な展示を見て頂いた皆さまに
感謝しながら、布巾で拭き清めました。


来年も変わらず
沢山の素晴らしい作品に出会える喜びを
込めて。


2014年 終わり

2014.10.14

フラスコのロゴのこと

[ フラスコのこと ]

frasco-logo2014-10-1.gif

「フフスロってなに?」とよく聞かれます。

実はフラスコのロゴの一部です。


frasco-logo2014-10-2.gif

フフスロ(白)フラスコ(青)
が少しずれて重なった状態で完成です。

なぜ「フフスロ」かというと、マッチ棒で字を作った状態で、
マッチ棒を一本動かすと違う字になるというのを、
やったことがある人もいると思います。

まさにそれです。

ロの一本を2番目のフのところに持っていって、
ラにする。

この面白い遊び心のあるアイデアは、
書楽家でもあり、コンドルズの一員でもある
安田有吾さんによるものです。

http://www.shogakuka.com/

彼の発想には、いつも感心させられます。
最近、フラスコでも展示をしてくれています。
なかなか素敵で大好評の展示でした。

http://www.frascokagura.com/schedule/2014/09/post-134.html


フラスコのロゴは扉を開いて、重ねた時に完成します。
是非、フラスコの扉を開けて、重ねてみて下さい。


なんだか、とても晴れやかな気分になります。

2014.03.14

facebook参加しました。

[ フラスコのこと ]

frasco-kukan.jpg

2007年にフラスコは始まり、
今年で7年目になりました。

4年目

フラスコを続けてきたことで繋がった人との関係、物との出会いを、
これからも大切にしていきたいと考えています。


また、限られた期間で行われる展示だからこそ、
より丁寧に紹介して行きたいと、思いました。


frasco-kukan2.jpg

一つの展示は決して短い期間で
出来あがるものではありません。


作り手は、展示が始まる以前より、
どうするか真剣に取り組み、
何度も試行錯誤を重ね、
より良いもの紹介する為に、
寝る時間を惜しんで準備をします。


また展示が終わっても作品作りは続き
決して終わりはありません。


展示期間は短くても、とても長い日々の中で
丁寧に出来上がってきた物が、一つの展示と
なっています。


そんな姿を6年間見てきました。


長い日々の積み重ねの中で出来上がった展示で
フラスコとしてできる事。


その役割は、その過程や出来上がったものに
共感する人が一人でも


展示に行きたいと
作品を見たいと
作者に会いたいと
参加したいと


思ってもらえるように紹介することです。

とても苦手な分野ですが
facebookに参加することで
今までには伝えきれなかったことを
少しずつ紹介できればと思っています。


神楽坂 フラスコ facebook


facebook公開にあたり北村さんのアドバイスと
wasavi-designの木口さんにお世話になりました。

ありがとうございます。

 

日野貞明

2014.01.07

生かす2014

[ フラスコのこと ]

frasco2014-01.jpg

生き生きしたものには喜びがつきものだ。
生命力が内に強く燃え上がっている時、
人間はいじけたり、くよくよしたりしてはいられない。

無心の喜びこそ、最も深い、人類的な
或いはもっと深い生命的な喜びである。


武者小路実篤


喜びのある展示を生かして、
お届けできればと思います。


2014年始まり


進め2013
生長2012

2013.12.27

2013年 お清め

[ フラスコのこと ]

RIMGfrasco02.jpg


12月25日、2013年の展示の全てが終了し、
本日、大掃除というお清めを行いました。


一年間、様々な展示をして頂いた皆さまに
感謝しながら、箒で掃き清めました。


一年間、様々な展示を見て頂いた皆さまに
感謝しながら、布巾で拭き清めました。


そしてまた来年、
沢山の素晴らしい作品に出会える喜びを
込めて。


2013年 終わり

2013.01.04

進め2013

[ フラスコのこと ]

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こんな歩き方でもいいのか
いいのだ
一歩でも一寸でも 信じる道を
進め 進め

後悔なんてしてられない
したいことが多すぎる
進め 進め


武者小路実篤

今年も
展示をする人
展示を見に来る人
一緒に
良い展示に出来れば
と思います。


2013年始まり

2012.02.13

お店でモノを買うということ

[ フラスコのこと ]

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これから先の時代、物の買い方はどのように変わっていくのだろうと
考える時があります。

同じものが、違う値段で売られている。
同じものでも、値引きがあったりポイントがついたりする。
同じものが、遠くに居ても気軽に簡単にネットで買えたりもする。

自分自身、そんなにネットで買わないけれど、
それでもたまに買う。
大変便利で有難いと思います。

でも、
お店で買う人がいる。
値引きも、ポイントもないけど買う人がいる。
わざわざ、寒いのに遠い所から買いに来る人がいる。
毎年、毎年来る人がいる。

そして「ありがとう」と。
こちらこそ「ほんとうにありがとうございます!」

自分は、お店で買う事の方が圧倒に的に多い。

なぜなら、
そのお店で買いたいから。
その人から買いたいから。
買う行為を楽しみたいから。

フラスコでも、
そんな状況を目の当たりにすると
時代が変わっても、
そう考える人がいて、
その思いは変わらないと、
思ったりもします。

嬉しいことです。

なのでフラスコは
これからもかわらず、
「フラスコに来て良かった」と
思われる人と物を紹介します。

そして、空間を作ります。


2012.01.30

展示をするということ

[ フラスコのこと ]

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浄法寺の漆は国産漆の最後の砦と言っても過言ではありません。
日本国内で消費されている漆の約96%が中国産漆で、
国産漆生産量は年々減少を続けています。
縄文時代早期(約10,000年前)からの長い歴史を持つ国内の漆生産の歴史も、
残念なことに漆需要の低迷や職人数の減少、高齢化により"風前の灯"となっています。
それは、自然由来の優れた資源である漆の魅力がまだまだ知られていないことが
一因だと思います。 しかし、残された時間は僅か。浄法寺の漆掻き職人がまだ
職人集団として残っている今こそ、対策を講じなければなりません。
こんなに魅力的な素材を放っておいていいものだろうかと、私は漆文化の継承と
漆産業の振興を願い、起業しました。
地元・岩手という豊かなフィールドに生まれ育ち、漆というクリエイティブな素材に
出会えたことを感謝します。

平成21年4月1日 起業の日

浄法寺漆産業 代表 松沢 卓生

japanjoboji

・・・・・・・・

展示をするという事は、ただ物を売るという事だけではありません。
物に対する作り手の思いや考えを、しっかり受け止め、
理解してそれをどう伝えるか。
その伝え方も人それぞれであり、方法も違います。

どれだけ伝わるのかは、その空間に入った時に分かります。
いや、入る前から何か伝わる空気があります。
(なんというか、漂う空気が違うので引き寄せられてしまう感じ)

ただ物を並べているだけでは伝わりません。
ただイベントをしているだけでは伝わりません。

全ては、
「その物の良さを伝えたい」
「伝えるためにどうするか」
その強さの中にある
「気軽さ」
のバランスだと思います。

あまりに思いを強く押し付けられてしまうと引いてしまいます。
ただ物が並んでいるだけでは展覧会になってしまいます。
良い物が価格の高い物が、何故その価格なのか、
その価格でも長く使う事で、どんな喜びを想像させてくれるのか。
よい展示には気持ちを高揚させてくれる物語が詰まっています。
そんな「空気」が漂っています。

今回の
Jokogumoの『使ってみたい、漆展』

・フラスコ入り口に漆の木が立っていてビックリします。
・そこで漆掻きの実演をしていて、皆真剣に見て聞いています。(土日)
・中に入ると器の出来る工程が良く分かるように並んでいます。
・5年間使用した漆の器が、想像を膨らませてくれます。
・展示品は色々な人が作った漆の器がバランスよく並んでいて選ぶ楽しみがあります。
・漆の器と一緒に地元でしかなかなか手に入らない特産品が並んでいて一緒に買いたくなります。
・キッチンでは郷土料理が良い匂いをさせています。
・畳では一つのテーブルで料理、地酒を楽しみ、他の人とついつい会話をしてしまいます。
・同じテーブル端で金継ぎ修理の相談や漆塗りをしていて料理やお酒と一緒に楽しんでいます。

これは、jokogumoの小池さんの想い描く世界でした。
フラスコの15坪の空間にこれだけの世界を作りました。
漆産業の事を理解し職人の思いを知り、本当に漆が好きだからこそ出来る事なのです。

フラスコ冥利につきます。
その手助けが出来ていることに喜びを感じています。

あまりにもこの展示が良いとの評判で、わざわざ見に来る人がいます。
そして全てはこの言葉がこの展示の良さを語っていると思います。

浄法寺から来ている職人が言った言葉

「勇気をもらいました」


Jokogumoの『使ってみたい、漆展』
2月1日(水)17時まで

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