2019.06.13
今だからできること デザイナーとブルワリーと料理家
[ information ]
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今だからできること
デザイナーとブルワリーと料理家
それぞれの10年
6月14日(金)~6月18日(火)
12:00~19:30(ラストオーダー19:00)
2009年7月、神楽坂のギャラリー・フラスコにて「センヌキ ビール
バー」というイベントが開催されました。当時「クラフトビール」
は一般的ではなく、ビールどころか、飲食店でさえ発泡酒を提供
する時代でした。
そんな状況で、誰も手を出さない「栓抜き」をデザインし、その場
で「栓抜きを試して、ビールを飲んで、料理を食べる」という企画
でした。
あれから10年。
参加デザイナーはそれぞれのフィールドで活躍し、共催のコエド
ビールは世界的に評価され、クラフトビールというジャンルも
認知され、料理を提供していたフードチームも各地で活躍してい
ます。そこで、10年前の同じ場所で、できる限り同じメンバーで、
10年後の今だからできることを催したいと思います。
今回は「栓抜き」ではなく、「それぞれの10年」にフォーカス
して、その後に生まれたプロダクトや現在の活動を中心に展示、
販売。 ビールはコエドビールの生ビール6種+αをご用意します。
料理は日替わりで料理家リレーの角打ちスタイル。
つまみはコエドビール6種類にペアリング。是非、渾身の5日間を
お楽しみください。
[デザイナー]
大治 将典 手工業デザイナー http://www.o-ji.jp/
日本の様々な手工業品のデザインから、手がけたものに付随する
グラフィック、手がけた製品群のブランディングを統合的に手が
ける。 手工業品の生い立ちを踏まえ、行く末を見据えながら
デザインしている。Oji & Design 代表、ててて協働組合共同代表。
小野 里奈 デザイナー http://www.rinao.jp/
東北芸術工科大学デザイン工学部生産デザイン学科卒業後、設計
事務所勤務などを経て東北芸術工科大学芸術工学研究科修了。
同大学プロダクトデザイン学科助手を経て2007年にrinao design
を設立。「つくる」ことや「つかう」ことが暮らしに寄り添うよう
に、日本 のさまざまな地域の作り手と共にものづくりに取り組んで
いる。
増田 尚紀 鋳金家 http://www.chushin-kobo.jp/
1949年、静岡県浜松市生まれ。大学卒業後、武蔵野美術大学教授・
芳武茂介先生のアシスタントとして5年間、全国各地の地場産業の
デザイン開発を手がける。その後、山形に移り住み、菊地保寿堂に
てWAZUQUブランドを確立。1997年に鋳心ノ工房を設立。鋳物 の
デザイン、製作、流通を一貫して手がける。
山崎 宏 プロダクトデザイナー http://www.ymsk-design.com/
1970年、神戸市生まれ。文具メーカーで商品開発に携わり独立。
2005年にヤマサキデザインワークスを設立。デザインワークと
並 行して、少し新しい日用品をテーマに、オリジナルブランドを
展開。「銀座・手仕事直売所」「銀座・暮らしの商店街」の企画
にも関わる。
山田 佳一朗 デザイナー http://kaichidesign.com/
1997年武蔵野美術大学を卒業後、同研究室助手を経て2004年より
KAICHIDESIGNを主宰。2011年より「花ノ停留所」で花屋を、2017
年より「花住荘 -KASUMISO-」で賃貸住宅を運営。
考える人、作る人、伝える人、使う人と共に考え、関わる人が生
き活きと生活できるよう活動している。
吉田 守孝 プロダクトデザイナー https://www.yoshitadesign.com/
1965年、石川県小松市生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、(財)柳
工業デザイン研究会に勤務し製品開発に携わる。2011年、東京都小
金井市にヨシタ手工業デザイン室を設立。手仕事から工業製品まで
家庭用品を中心にデザイン活動を展開。並行してセルフプロダクト
の流通も行う。
[ビール]
コエドブルワリー https://www.coedobrewery.com/
Beer Beautifulを掲げ、色、香り、味わい、のど越しに様々な特徴を
もつ表情豊かなビールと、それを楽しむ文化を提案する、埼玉県川越
に縁を持つブルワリー。
毬花
淡い黄金色と純白の泡にシトラスを想わせるアロマホップが華やかに
香るセッション・IPA。ホップの魅力を存分にお楽しみいただけるよう
に、香り高いホップを贅沢に投入しその香りを丁寧に引き出しました。
瑠璃
クリアな黄金色と白く柔らかな泡のコントラスト、さわやかな飲み口が
特徴のプレミアムピルスナービール。軽やかな口当たりながらも、深み
ある味わいとホップの香味苦味のバランスをとった上質の大人の楽しみ。
白
無濾過ビールならではの明るくなめらかな白濁色が特徴の小麦のビール。
小麦麦芽とそのために特別に選んだ酵母が醸し出す甘い香りは果実を思
わせ、さわやかながらもコクが感じられる滑らかな舌触りと喉越しをお
楽しみいただけます。
伽羅
赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。白葡萄やスパイシー
な柑橘を感じさせるアロマホップが香り、鮮やかで綺麗な苦味と ともに
口の中に広がります。6種の麦芽を配合し、味の膨らみと丸みあるミディ
アムボディを織り成しています。
漆黒
艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成
ビール。アロマホップは心地よい香りをあたえ、2種類のブラック モルト
の他、6種の麦芽の配合が、重たすぎないまろやかさと軽やかさのバラン
スを生み出しました。
紅赤
赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味が特徴のプレミアムエール。上質の
麦芽と薩摩芋から生まれた類い稀な仕上りです。本品は、ろ過せず 瓶
詰めをしています。「無ろ過・生」ならではの豊潤な味わい「日本川越
オリジナルのエール」をお楽しみください。
[料理家]
14日 金曜日 オカズデザイン https://okaz-design.jp/
"時間がおいしくしてくれるもの"をテーマに、普遍的なもの作りを目指
す。東京都杉並区の器料理店「カモシカ」で、器の展示とそれに寄り添
う料理会を開催。著書に『二菜弁当』、『マリネ』など。映像では映画
『食堂かたつむり』、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い』料理指導
『てっぱん』料理監修・制作を担当。
15日 土曜日 オザキリエ https://www.instagram.com/cookiegirl5084/
和歌山県生まれ。タテルヨシノ、エスキス、レフェルヴェソンスにパティ
シエールとして勤務の後に独立。器、酒、デザートのイベントを共同で
開催したり、数多くの食イベントに作り手として参加。
Down the Stairs Arts & Scienceを経て現在に至る。
16日 日曜日 セトキョウコ https://natoca.info/
料理家。ストックフードブランド「菜と果」を主宰。季節の素材を
使った和食ベースの料理を提供。食べてホッと安心するような味を
心 がけている。ケータリングやイベント、レシピ提供など主として
活動。現在は山梨県に生活拠点を移し、都内と山梨の二拠点で活動
している。
17日 月曜日 あたらしい日常料理 ふじわら http://nichijyoryori.com/
家庭のごはんをもっと手軽に、よりおいしく。素材にさっとかけたり、
あえたりするだけでいつもの料理がぐっと引き立つような調味料
「ふじわらのおいしいびん詰め」を手掛けるかたわら、JR 東小金井駅
の高架下で週末を中心に週4日、新鮮な地場野菜を使った食堂と不定期
で料理教室を営む。
18日 火曜日 アベクミコ https://www.instagram.com/peaceful1024/
アパレルブランドなどを経て、タイ料理人になる。出張料理、ケータ
リング、料理教室に加え、東京東中野のキッチンでプライベートダイ
ニングも行なっている。その他、さまざまな料理イベントを不定期に
開催中。
*ランチの予約は受け付けておりません。直接会場へお越しください。
[企画]
ヤマサキデザインワークス
[協力]
器 VISION GLLASS JP
カトラリー 木村硝子店
表紙写真 大沼ショージ
什器 橋本裕
グラフィック 橋本順子