2014.02.02
幸せの力
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漆絵皿・浄法寺の民俗についてのおはなし
浄法寺歴史民俗資料館の弥生さんのお話を、みんな真剣に聴いていました。
2度も来店して漆絵皿の事を聞く人もいるくらい。
庶民の身近なものとして使われていただけに、妙に笑える絵があったりします。
焼きたてきゃば餅
産地直売 キッチンガーデンの静子さんが作る、けんちん汁や
へっちょこ団子にきゃば餅。
時が経っても変わらない、ずーと受け継がれてきた普通で大変おいしい
郷土料理です。
地元では、きゃば餅はおやつとして畑にもっていくそうです。
漆掻きの実演
1日に何回実演したのでしょうか。
建司さんの漆掻きにみんな興味をもってじっくり見ています。
なんと夜まで実演。実際には夜やることはありませんけれど。
漆掻きに挑戦する人も。
簡単にやっているけれど大変難しい。
この地道な仕事から漆が出来上がっていくのです。
第2会場:うえぐも/田代淳さんの出張繕い屋
ワークショップにでは皆真剣に取り組んでいます。
金継ぎの相談も多く淳さん大忙し。
でも自分のお店を持ったみたいで満足そう。
途中、ブレーカー落ちるハプニングも。
第3会場:jokogumo/浄法寺(joboji)×jokogumo=jobojimo
3つの会場を皆さん行ったり来たり。坂を上ったり下ったり。
これも気になるしあれも気になるといった感じ。
みんなとても嬉しそう。
漆の5年後の艶々した姿を思い浮かべてるんですね。
お椀でも一つ一つ形が違い、塗も違い、作り手も違う。
使い方や好みで選べるというのはとても親切です。
見比べて何度も手に取って想像して。
今回も二戸市から沢山の関係者の方たちが来てくれました。
今回も平日から沢山のお客さんが来てくれました。
決して大きな企業ではなく、大きな商業施設ではない、
神楽坂の街にある、個人が運営するとても小さな店、
jokogumoとフラスコに。
みなさんが本当に驚き、感心して、笑顔で展示を楽しんでくれています。
そして器を買った人も、食事をした人も、
実演を見た人も、話を聴いた人も、関係者の人も
最後には「ありがとうございます」
と、笑顔で帰っていくのです。
お互いが笑顔で
「ありがとうございます」といえる力が
とても幸せにしてくれます。
これは漆の一滴から始まった幸せの力です。
そしてjokogumoの小池さんが導いてくれた
幸せの力です。
滴が水面に落ちて広がるように、
幸せの力が広がっています。
二戸市の制作促進課の人が帰る時に笑顔で
言った言葉です。
「こんなに凄い展示だとは思わなかったです」
展示は明日まで。
MAP→★
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jokogumoのもっと知りたい
浄法寺漆祭in神楽坂
1月29日(水)~2月3日(月)
12:00~20:00(最終日18時)
■会場
①フラスコ/浄法寺食堂&販売所
浄法寺の「食べる」「見る」「買う」が集まった、もりだくさんの食堂&販売です。
漆の器でいただく具沢山のお汁、
美味しいお酒の横には漆の器やその道具、
古い漆絵皿やおはなし会。
さらには漆掻きまでやっちゃいます。
・漆掻き実演:1月31日(金)2月1日(土)2月2日(日)
・浄法寺歴史民族資料館・弥生さんのおはなし会:1月31日(金)2月1日(土)
②うえぐも/田代淳さんの出張繕い屋
塗師でおなじみの田代淳さんが店主になる期間限定繕い屋がOPEN
割れてしまった器を直す金継ぎ修理の受付や、技術習得のための,
ワークショップ(予約制)もありますよ。
予約受付→★
③jokogumo/浄法寺(joboji)×jokogumo=jobojimo
くらしの道具を扱うjokogumoに浄法寺(joboji)のものがたくさん並ぶ、
その名もjobojimo。
浄法寺漆を使ったうつわはもちろん、美味しいものや岩手の手仕事も
販売します!
詳しくはこちら→★